2025年には4回目の開催となる、まだまだ歴史は浅いですが好評を得ているロック・インペリウム・フェスティバル （ROCK IMPERIUM FESTIVAL、以下RIF）。 今回は6月26日から6月29日の4日間で開催となります。

今年からの大きな変化ですが、なんとスペイン直行便が運行再開となりました。（フェスと直接は関係ないですが）これによって、更にフェス参加の利便性が上がりました！
乗り継ぎも、フィンランドやオランダを経由することで最寄りの空港まで到着することが出来ます。

参加者様の声にあるように、3ステージ制で開催されていたRIFですが、今年はなんと2ステージに変更。 つまり、すべての出演バンドを見ることすら叶う、類稀なるフェスへとなります！ 真夏のスペイン、日本の夏とは違いカラッと暑いです。しかし、木かげもありますので体調管理にはくれぐれもお気をつけくださいませ。

出演バンドも例年の如く素晴らしいラインナップとなりました。 4日間のヘッドライナーはそれぞれ（順不同）、日本でも初期より人気を博し、「蠍団爆発！！」から47年、 そしてバンド結成60周年ツアーを盛大に祝う"スコーピオンズ"（SCORPIONS）！、 かつてラウドパークの出演キャンセルで多くのファンが涙を飲んだ魔界の覇王"キング・ダイアモンド"（KING DIAMOND）！、 そしてメタル界では稀有と言える、完売連発パイロ連発のスタジアム・ツアーにしばしの区切りをつけ、 ソロツアーでその名を轟かすラムシュタインの狂気のフロントマン、"ティル・リンデマン"（TIL LINDEMANN）！
そして今後公開になるあの大物が・・・！
このように、日本のフェスではなかなかお目にかかれないバンドがヘッドライナーに名を連ねます。

更にラインナップは続き、欧州では不動の人気となったAC/DC直系のロックンローラー"エアボーン"（AIRBOURNE）、 メロディック・デスメタルの始祖"イン・フレイムス"（IN FLAMES）、 オーディエンスは大合唱必至、ジャーマン・メタルの重鎮"ブラインド・ガーディアン"（BLIND GUARDIAN）、 スイスからエクストリーム・メタル界に礎と伝説を築き上げたHELLHAMMERのトム・ガブリエル・ウォーリアーによる "トライアンフ・オブ・デス"（TRIUMPH OF DEATH）、 2024年にリリースした新譜も好評の、クリスチャン・メタルの伝道師"ストライパー"（STRYPER） といった実力派バンドによる名演が期待されます。

これらメインアクトがひしめく、もはやTシャツにロゴが並ぶのを見るだけで 鳥肌が立ちそうなバンドが4日間にかけて合計44バンドが一堂に会するフェスとなります。 RIFにはこうして数多くの魅力的なバンドが出演しますが、前述したように、2つのステージは隣接しており、 すべてのバンドをフルに楽しむことすら出来てしまうのです！ 豪華絢爛と質実剛健が共存する、注目すべきフェスということができます。

今やヨーロッパの有名で大規模なフェスを楽しむためにはテント泊がマストというパターンが多い中で、 日本から渡航するのにハードルが高いと思う方もいらっしゃるかもしれません。 しかしながら、このようにリゾート地で行われる初心者にも優しい"ロック・インペリウム・フェスティバル"は、 海外ヘヴィメタル遠征の足がかりにはうってつけかもしれません。